大阪の麻雀パチンコ好きのオカンが末期ガンになった
*オカンが末期のガンになった話
悲しい気持ちになるかもしれない
でもネガティヴな気持ちで
読まないでいただきたい
リアルタイムで更新していきます
その時感じた気持ちや
オカンの状態をあえて書くことで自分の日記代わりにしたり、誰かに何か伝わればいいと思います
暖かい気持ちで読んでください
あと
私はめちゃくちゃ元気です
第1章
2017年7月3日(月)
私の30歳とゆう節目の誕生日
きっと何回もある誕生日の中でこの日を
忘れることはないだろう
昼から何度かの兄からの着信
なんの気なしにTOLANDTVの収録後にかけようと思っていた
私「誕生日でバタバタしてたー
どしたん？」
兄「はよ出ろや！！！」
いきなり怒鳴られて
はぁ！？ってなる私
「お前誕生日でこんな話したないけど…
オカンがなガンなった」
お兄ちゃんの声が震えてたのを
しっかり覚えてる
私は収録後に雑談する
たくさんの人がいる部屋の隅で
平常心を装い話を聞く
末期ガン
ステージ4
治療なしで余命半年
治療うまくいけば2年
なんだか聞いても他人事のようにしか思わなかった
うちのオカンは昔から元気でうるさい
パチンコ・麻雀が好きな
ザ・大阪のおばちゃん
小学・中学の頃は学校が終わるとパチンコ屋さんに行って近所の定食屋さんでご飯を食べるのが定番
近所の人と集まって麻雀
お正月は朝から晩まで家族で麻雀
- ヒョウ柄トラ柄はもちろん
- 肩パット強め
- 昔はソフトアフロ
- 現在オールバックおだんご
- 参観や懇談会にでかいサングラス
- 知らない人と何時間でもしゃべる
- 私の友達のこと知らないのに友達だと聞くとご飯に連れて行く
- 家にはお兄ちゃんや私がいなくても、友達が勝手によく来てた
そんなオカン
今の私の料理の腕前はオカンゆずり
そんな人が末期ガンだと聞かされても、ピンと来ない
年に数回しか帰らない実家だからなおさら
でも私の心臓はすごくバクバクしてた
数人だけにその事を伝え
久々に実家へ帰る
トドのようにゴロゴロしてたはずのオカンが
ゲッソリ痩せこけていた
急激に10キロ以上痩せたから不健康な感じだった
「おかえり〜
愛ちゃんお母さんガンなっちゃった」
テヘペロと言わんばかりの茶目っ気たっぷりの笑顔
愚痴は言うけど怪我や病気には
昔から我慢強い人だった
病気や怪我で痛くても辛くても言葉にはせず耐えて夜中に1人でうずくまるタイプ
あー無理してるなって思った
本当はガンだと宣告された時
あきらめていたらしい
生きることを
先生から母の姉とお兄ちゃんに
話した時にお兄ちゃんが
誰よりも声を出して泣いたらしい
お兄ちゃんは見た目イカツイ
この一言
スキンヘッドで体もゴツイ
→これは去年宣告される3ヶ月前に初めてTOLANDに来てくれた時の写真
でも昔から
- 曲がったことが嫌いで筋を通す
- 虫が嫌い
- お酒飲まない
- タバコ吸わない
- 家族や仲間は本当に大事にする
心優しい今年37歳のお兄ちゃん
大号泣するお兄ちゃんを見て
母は生きることに決めたのだ
「こんなに泣かれたら私、頑張って生きなあかんね〜先生〜」
そう言って闘病生活が始まった
第2章はこちら↓
オカンがガンになってネットで調べすぎるこわさを知る - あなたの日常をクリエイトする なんでもアート作家森田愛子
不定期で更新します
通常はデザインや今の活動もあげていくので気軽に見てください٩( ᐛ )و
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